地勢

インド東部に位置する。州東部に海岸線が広がりベンガル湾へと通じる。州の北部で西ベンガル州、ジャールカンド州に面している。内陸には山地が広がっている。

古代においては、この地域にカリンガ国が栄えていた。前3世紀にこの地に対して残酷な征服を敢行したのがマウリヤ朝のアショーカ王であったが、これを反省した同王は、これ以降ダルマ(法)に基づく統治を行ったとされる。マウリヤ朝が弱体化するとカリンガ国は独立し、前2世紀にチェーティ朝が成立した。カーラヴェーラ王時代にはグレコ・バクトリア王国やサータヴァーハナ朝に対抗して大勢力を築いた。その後は、インド北部と南部をつなぐ地域であるため、諸勢力の征服を受けた。中世に成立したウトカラ王国のもとで独自の文化が形成され、オリッサ文化が栄えた。19世紀初頭よりイギリスの統治下におかれた。1905年に出されたベンガル分割令で、州の一部は西ベンガル州に組み込まれたが、分割令の廃止にともない再編され、1912年にビハール州と合併した。1936年に再び単独の州となった。第二次世界大戦後、山岳地帯にあったいくつかの藩王国と合併して現在へと至っている。

主要都市

プリー ベンガル湾に面する都市。インド四大聖地の一つ。ジャガンナート寺院が有名。

かつてはサイクロンなどの自然災害にさらされ、貧困地域として見向きもされない状況にあった。しかし、鉄鉱石を初めクロムや石炭などの鉱物資源が豊富に存在することが判明するやいなや、アルセロール・ミッタルなど大手製鉄企業が進出してきた。製鉄企業は100億ドル規模の投資を行い、製鉄所などの建設を進めている[1]。 ただし、この開発活動には問題も発生している。鉱区には先住民が住んでいるケースが多いが、企業や行政府は経済活動を優先し、強硬な立ち退きなどの措置を執っている。立ち退きの課程では先住民の死亡といった事態も起こっている[1]。 なお、オリッサ州はインドでは珍しく、電力供給が安定している[1]。

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